履歴書の書き方

就活生必見!志望動機の書き方例のまとめ

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
就活生必見!志望動機の書き方例のまとめ

志望動機の書き方で、履歴書や経歴書の印象も随分と変わってきます。よく見かけるのは、ネットで書いている文例の丸写しです。会社の求職種が「一般事務」だからと言って、10人中3名が動機であるという事は不自然です。志望動機で、会社の業務内容を理解して応募してきているか、理解していないかは一目瞭然なのです。

例えば一般事務といっても、すべての会社が同じ内容の業務をこなしてるわけではなりません。製造業であれば、製品の管理や出荷まで一般事務が管理することもあるでしょう。経理事務所であれば、税務に関する最低限の知識を必要とするかもしれません。販売店であれば、販売しているもの概要だけでなく、取引先の知識も必要となります。

入社前にすべてを理解することは難しいことですが、一般事務所=パソコン入力・お茶くみ・電話対応・定時上がりだと考えないでほしいという事です。会社ごとにカラーがあるように、会社ごとの職種によってもカラーや進め方が異なるのです。

4月に入社し、6月が新卒の退職者が多く出る時期です。理由の多くが「想像していた仕事と異なる」といった理由です。残業が多い、覚えることが多い、希望した職種につけなかった等、理想と異なることと現実のギャップを受け入れられないという事です。

志望動機を考える中で、企業としての取り組みに賛同し、その一端を担いたいという責任感と会社に対するイメージを明確にするだけでなく、ギャップに対応できる心のゆとりも必要となります。

目次

  1. NG志望動機
  2. 志望動機の組み立てかた
  3. 志望動機の文例
  4. 専門職ではなく、一般事務を希望する場合
  5. 最後に

NG志望動機

NG志望動機として多いことは、「御社の取り組みに感動した」という理由や熱意というやる気をアピールした志望動機です。

面接者としては、取り組みのどのあたりに感動したかを知りたいわけですが、「取り組み全体に感動した」という漠然とした粗暴動機の場合、良い印象を与えないばかりかマイナスイメージを与えます、また、なぜこの会社なのかを伝えることが鉄則といっても過言ではありませんので、感動したや、熱意、やる気だけでは動機を伝えるには薄すぎます。

「人の役に立つ仕事がしたい」という志望動機もNGです。人の役に立つためだけに企業は存在しません。他にも「人の役に立つ仕事」ならあるのでは?というところが本音です。志望動機で「人の役に立つ仕事」=自己満足でしかないのです。

「御社で多くのことを学びたい」という志望動機もNGです。向上心と勉強熱心は少し異なります。企業を学び舎と勘違いしているパターンです。確かに学び、人として、社会人として、企業の一員として成長していくことは大切です。けれども給与を得て学びの場を与えるほど企業の懐は深くありません。

自身のスキルアップのためだけに企業を選んでいるような動機もNGです。スキルアップの熱意ではなく、働く熱意を見せるのが志望動機です。

待遇を前面に押し出した志望動機もNGです。待遇がいいから志望したのかもしれませんが、それだけでは長続きしないことを企業側は、理解しています。それ以外の動機を見出すべきです。

志望動機の組み立てかた

志望動機の最も代表的な組み立て方は、

1. 会社に興味を持ったきっかけ

2. どのように感じたのか

3. なぜ、この会社で働きたいと志望したのか、この企業でなければならない理由

この3つが代表的な組み立て方となります。

興味をいだき、どのように感じ、結果どう考え志望したのかを心を込めてかくことが重要です。

志望動機の文例

  • 幼少期からの憧れをアピール

幼少期からアニメ・マンガ・ゲームに携わる職務に就きたいと考えておりました。貴社の求人を拝見し最先端のビジョンや環境問題に対する真摯な取り組み姿勢を感じる取ることができ、ぜひこの会社で働いてみたいと思い応募させていただきました。未経験の部分も多くあると存じますが、新しいことを積極的に吸収し、精力的に取り組み貴社の社員として会社の発展に貢献したいと思い希望いたしました。

  • 学んできたことを活かせるアピール

現在、○○大学で○○を学んでおります。学んだ○○を生かした職務に就きたいと考えておりました。御社のホームページを拝見させていただき、現在大学で学んでいる○○を生かすことができるのではないかと感じました。○○を生かすだけでなく、環境問題に題する企業全体の取り組み、先輩方からお伺いする御社の雰囲気の中学んできたことを生かし御社に貢献できる人材になりたいと考え志望いたしました。

 

  • 経験アピール

私は、3年間ガソリンスタンドでアルバイトをし、接客や取り扱いについてアルバイトと通じ学ぶことがで、接客する楽しさを知ることができました。Uターン就職を考えた際に、観光産業の入り口ともいえるレンタカーという職務に興味を持ちました。アルバイトで培った接客と地元から見た観光地だけでなく、一度外に出たからこそ分かる良さを、車を通じで伝えられるのではないかと思い志望いたしました。

専門職ではなく、一般事務を希望する場合

一般事務といっても企業により業務は多岐にわたります。

電話応対・お茶出し・営業サポート・書類の作成・顧客情報管理・郵便の受け渡し・備品の管理など企業それぞれで範囲が異なります。一般事務職には、言われたからやるのではなく、これが必要かもしれない!という人の気持ちを汲み取ることができる人が向いているように感じます。

また、根気強く業務をこなせる忍耐力、コミュニケーション能力必要です。人見知りだからという理由で、職務をなげ出したり人にゆだねたりはできないという事です。

その志望動機の書き方は、自身がどれだけ向いているかをアピールすることにつきます。

私は、同僚が仕事をしやすいようサポートする事務職が向いていると思い志望いたしました。素早く、的確に業務を処理し、どのようにしたら効率を上げることができるかを考え、必要な知識の勉強にも努力を惜しみません。仕事の質を上げるため日々努力し、事務職のエキスパートとなれるよう一生懸命頑張ります。

ただ、言われた業務をこなすだけが事務ではないことと、努力を惜しまないという点を強調しましょう。これは、企業により必要とする資格もあるからです。「今は、持ち合わせていませんが、取得できるよう努力します」と印象付けることが大切です。

立派すぎる志望動機も面接する側としては、疑問を感じます。けれども、何でもいいから働きたいというガムシャラさと、適当なところに努めたいと応募する人の違いくらいは面接の前の段階で見抜いているものです。

立派すぎる動機と適当な動機の方々は、3年以内の離職率が高いのです。

立派すぎる人は、ギャップだけでけでなく人間関係の不調和により離職することも少なくなく、適当な動機については、やはり適当で「辞めたい」と思ったから「あの人がすきじゃないから」「忙しいから」と理由も適当なのです。

最後に

面接官は、多くの人事を見ているだけありその人の今持っているスキルだけでなく、これからの期待度も見ています。スキルが低くても、期待度が高ければ採用となることもあるのです。

努力する姿と協調性をアピールすることで期待度をあげることができますので、頑張ってください。

「○○なんで、、」という形で話を終わらせる方が多いのですが、聞いている側としては続きがあるのか?とかんじていしましますので、きちんと「なんで」で終わることなく、「です・ます」で終わるようにしましょう。

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