知って得する賃貸物件の賢い探し方
新生活の始まりに、引っ越しをする方、部屋はどうやって探しますか?
大体は「ネットや賃貸情報誌で見て、不動産屋へ行く・・・」こんな感じでしょうか。
今回は、賃貸物件を探す際のちょっとした情報をお伝えします。
出典: suumo.jp
従う手順:
まず、部屋探しを始める時期ですが、お金の用意が出来ていつでも引っ越しが出来る状態になったら始めましょう。
では、お金はどのくらい用意できてればいいのでしょうか。
・敷金 (家賃の)約1ヶ月〜3ヶ月分
※家賃を滞納した際や、退却する際に発生した清掃費や修繕費に使用されるお金ですので、何も発生しなかった際は退却の際に返金されます。
・礼金(家賃の) 約0ヶ月〜2ヶ月分
※このお金は返金されません。元々は、名前の通り「貸してくれてありがとう」といったお礼のようなお金です。今、実際には、大家さんが不動産屋に支払う紹介料です。
・契約日からの日割り家賃
・翌月の家賃
・仲介手数料 基本的には1ヶ月
※物件を紹介してくれた不動産屋に対して払うお金です。ここで不動産屋に紹介料を払っているので、普通なら礼金を私たちが払う必要はないのです。
・入居者保険 約15,000円〜 25,000円
その他、鍵交換費用や事務手数料となどといったお金を取るところもあります。
初めて部屋探しをする人は、こんなにお金がかかるんだとビックリされているのでは?
そうなんです。これが現実で、引っ越しには、沢山のお金と労力が必要となってきます。
では、ここで少しでもお金の負担を減らすためにちょっとした情報をご紹介します。
それは、家賃交渉です! 家賃交渉なんてしたことないって方、ぜび交渉してみてください。必ずうまくいくとは限りませんが、しないにこした事はありません。
・1月〜3月・・・本来の設定家賃が基本なので難しい
・4月〜7月・・・家賃交渉は普通
・8月・・・最も交渉しやすい時期です。物件によっては設定家賃の5,000円〜10,000円値下げしてもらえる可能性もあります。
・9月〜11月・・・家賃交渉は普通
・12月・・・学生さんの場合は、日割り計算の交渉が可能かも?
※家賃交渉をする際は、値下げしてくれたら即契約しますという意志をみせることが大事です。
次に、不動産屋選びですが、どの不動産屋に行きますか?
大体、不動産屋には3つのタイプがあります。
・大手の不動産屋・・・物件数は多いが、営業が強引、家賃交渉はしやすい。
・フランチャイズ・・・大家さんを知らないなど、情報が乏しい
・地元の不動産屋・・・掘り出し物件にあたる可能性は高いが、大家さんとの親しいので家賃交渉が難しいものもある。
どのタイプの不動産屋を選んだとしても、担当してくれる営業マンによって変わってくることもあるので、その営業マンがどのくらいその部屋の状況を持っているのか、どのくらい大家さんのことを知っているのかを見極めることが大事なポイントです。
また、その不動産屋がどんな宅建免許番号を持っているかもみましょう。
例えば 大阪府知事(3)01234 おおきに不動産
( )の数字が免許更新の回数です。ちなみに更新は5年に1回です。
なので、この不動産屋は15年間営業をしていることになります。
問題のある不動産屋は更新が出来ないので、この番号は不動産屋を見極める良いポイントにもなるのではないでしょうか。
では、不動産屋に行って、あなたは希望条件をどのように伝えていますか?
実際に家賃6万円まで出せるとして、「家賃6万円まで良い部屋はないですか?」
こんな感じではないでしょうか。でも、安くいい条件の部屋を探すのなら、ひとつ値段を下げた金額を伝えましょう。なぜなら、営業マンは最初に聞いた金額に近い物件しか出してこないからです。
とはいえ、安い方がいいけど「安い=悪い」イメージがありますよね。安いけど良い部屋に住みたい。そう思うのは誰でも同じです。では、安いけど良い物件である「掘り出し物件」とはどんな物かお伝えします。
・部屋の空き室は、大家さんにとってさけたいことですよね。そのため、相場よりも低く設定している物件
・不動産屋が高いと感じで大家さんを説得して値段を下げている物件
こうした物件を見つけるは難しいかも知れませんが、全く不可能なわけではありません。
ちなみに、私は今の部屋は「掘り出し物件」です。部屋探しをしている際に、少し仲良くなった地元の不動産屋が、空きがでた部屋を私に紹介してくれたのですが、最初は希望額よりも高かったのですが、大家さんを説得してくれました。
※地元の不動産屋は、最初は取っつき難かったりしますが、仲良くなると親身になって対応してくれるので、私はお勧めです。
それでは、部屋を見学する際のポイントです。
・自分でチェックする項目を決めていく(部屋の広さ、設備、騒音、周囲環境など)
・部屋は見すぎない。多くて10件くらいまで。(部屋を見過ぎてしまうと結局迷って決めれなかったり、良いかなと思っていた部屋が他の部屋と迷っている際に決まってしまったりします。)
・勧められても、払えない高い家賃の物件はみない
部屋探しは人生の大きな買い物です。是非よい買い物をしてくださいね。
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