警察官の給料

警察官の階級と給料のまとめ

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
警察官の階級と給料のまとめ

当たり前のように朝が来て、当たり前のように夜には安眠する‥そんな平穏な毎日が送れるのは、警察官がいるからです。私たちの社会の治安は警察組織によって守られています。時には、私たちの想像を絶するようなおぞましい犯罪が発生し、日常生活が脅かされますが、そんな時に第一線で命を懸けて闘ってくれているのは、警察官や消防士、自衛隊などの公安系公務員の方々です。だからこそ、一般的なサラリーマンには絶対にあり得ない「殉職」という尊い最高位が存在するのです。このような特殊な職業上、警察組織には厳格な階級制度が存在します。それゆえ、非常に強固な厳しい縦社会です。中高生の先輩後輩関係のような生温いものではありません。それらの階級に見合った給与制度というのが設けられており、もちろん上級職位になるほど高額になります。その金額、気になりますよね。そこで今回は、そんな警察官の階級と給料について見ていきたいと思います。

出典:gendai.ismedia.jp

目次

  1. 9階級
  2. 警察庁長官
  3. 警視総監
  4. 警視監
  5. 警視長
  6. 警視正
  7. 警視
  8. 警部
  9. 警部補
  10. 巡査部長
  11. 巡査
  12. まとめ

9階級

警察官の階級については、警察法第62条により9階級により区分されています。また、この法律を根拠とした階級以外にも、警察庁長官と巡査長があり、全部で11の階級に分かれています。それぞれの階級について、見ていきましょう。

警察庁長官

こちらは、警察庁のトップの警察官で、警察法で階級制度を適用されていない唯一の警察官ですね。中央省庁の一つですから、日本の首都東京都にあります。地方自治体の場合の警察組織は県警です。事実上は、警察組織の最高職位となります。基本給与月額は、720000円~1198000円です。推定年収は、1500万円~2500万円程度になります。

警察官の階級と給料のまとめ - 警察庁長官

警視総監

こちらは、警視庁の本部長職です。警察組織の実務におけるトップであり、警察法で定められた階級の最高職位となります。基本給与月額は、530000円~570000円程度です。推定年収は1000万円~1500万円です。

出典:p.ke-s.cc

警察官の階級と給料のまとめ - 警視総監

警視監

警視監は、警視庁の次長、局長、審議官にあたります。また、併せて都道府県警察本部の本部長職も兼務しています。基本給与月額は、460000円~540000円程度で、推定年収は900万円~1200万円です。

出典:tv-asahi.co.jp

警察官の階級と給料のまとめ - 警視監

警視長

警視長は、警察庁の課長職、警視庁の部長職、道府県警察本部の本部長と部長職にあたります。基本給与月額は380000~490000円です。推定年収は750万円~1100万円です。

警視正

警視正は、警察庁の室長および理事官、警視庁の参事官、課長、道府県警察本部の部長、警察署の署長職にあたります。基本給与月額は、340000円~460000円です。推定年収は、650万円~1000万円です。

警視

警視は、警察庁の課長補佐、警視庁の管理官および課長、道府県警察本部の課長、警察署の署長および副署長職にあたります。基本給与月額は、310000円~440000円で、推定年収は600万円~900万円です。

警部

警部は、警察庁の係長、警視庁の係長、道府県警察警察官の課長補佐、警察署の課長職にあたります。基本給与月額は、290000円~430000円で、推定年収は580万円~940万円です。

出典:burberry-kaitori.com

警察官の階級と給料のまとめ - 警部

警部補

警部補は、警察庁の主任、警視庁の主任、道府県警察警察本部の係長、警察署の係長職にあたります。基本給与月額は、240000円~410000円で、推定年収は450万円~900万円です。

巡査部長

巡査部長は、警視庁の係員、道府県警察警察本部の主任、警察署の主任職にあたります。基本給与月額は、200000円~390000円で、推定年収は400万円~850万円です。

出典:townnews.co.jp

警察官の階級と給料のまとめ - 巡査部長

巡査

巡査は、警視庁、道府県警察本部、警察署の係員職にあたります。基本給与月額は、160000円~370000円程度で、推定年収は、320万円~820万円です。

まとめ

以上、警察官の階級と給料について見てきました。いかがだったでしょうか。ご覧になって解っていただけたように、警察という組織は非常に縦割りな組織です。警視庁、警察庁、道府県警察本部、警察署など、似たような組織がたくさんあり、非常に混同しやすいです。しかも、上級職から下位職まで、兼務階級がたくさんあり、給料にも幅があることから、年齢やその他条件によって年収は大きくばらつくこともわかっていただけたかと思います。最下位職の巡査にいたっては、2倍以上の収入差です。民間ではまずあり得ないですね。年収が2倍以上になる前に必ず昇進の話があるはずですから。警察官は公安系の公務員です。上記にまとめたような階級とそれに伴った給与体系がありますので、是非みなさんも参考にされてみてください。

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