履歴書の書き方

就活で役に立つ!志望動機の書き方と例文

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
就活で役に立つ!志望動機の書き方と例文

就職活動時には必ず書かなければならないエントリーシートや履歴書の志望動機。志望動機は一番初めに自分をアピールするツールになりますので、ポイントを押さえて分かりやすくしっかり働く意欲を示すことが大切です。就職活動で最も落とされてしまうのがこの書類選考になりますので、残念な思いをしなくてよいように、ここでは例文とともに、就職活動で役立つ志望動機の書き方とそのポイントをお教えします。

従う手順:

1

志望動機を書くポイント

志望動機を書く上で最も大切なのは次の3つを明確に記載することです。

①この会社に興味を持ったきっかけ、

②会社の印象、

③なぜこの会社で働きたいか・なぜこの会社でなければならないのか

の3点です。とくに、なぜこの会社なのかということは、面接時にも必ず質問されますので、その際に矛盾がないようにしっかり準備しておきましょう。また、嘘は絶対に書かないこと。あくまでもその企業を志望する動機を伝えるものであり、思ってもないことを書くと、その後の面接などでボロが出たり、入社後に意欲を喪失したり、いい事は何一つありません。また、過剰にアピールしても、企業が求める人材と異なれば先の選考には進めません。自分を着飾るのではなく、ちゃんと自分のことを知ってもらえるような文章を書くことを心がけましょう。しっかり正直に、より具体性のある内容で志望動機を書くためにも、まずはしっかり自分のことを知り、企業のことを知るという作業が必要です。

就活で役に立つ!志望動機の書き方と例文 - ステップ1
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例文1

幼少時から憧れたマンガやアニメ、ゲームに携わる職務に就きたい、と考え転職を決意しました。貴社の募集要項を拝見し、WEBコンテンツから世界に文化を発信する最先端のビジョンや社員環境に対する真摯な姿勢を感じ、ぜひ現場で働いてみたい!と思い応募させて頂いた次第です。未経験の部分なども多々あるかと存じますが、新しいことを積極的に吸収し、意欲的に取り組む所存でおりますので、何卒宜しくお願い致します。

参照元:www.chance.jobs/siboudouki

3

例文2

私が貴社を志望した理由は、商品開発から納品までの全ての工程で、常に顧客視点を取り入れた営業戦略に非常に共感したからです。なぜなら私自身アルバイトの経験を通じて、顧客満足が売上に直結することを身を持って感じてきたからです。 また若手社員でも責任ある仕事を任せていただける環境の中で、私の行動力と成長意欲を存分に発揮し、より早く業務を吸収し成果を上げたいと強く感じました。さらに、国内TOPシェアを誇る貴社が今後は世界シェアを獲得していくというグローバルな展開方針にも惹かれました。

参照元:freshers.adecco.co.jp/manual/resume/reason.html

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志望動機で気をつけること

企業の人事担当者は、これまで数々の就職活動生を見てきたプロですので、上っ面な文章はすぐに見抜かれてしまいます。どれだけ志望しているかという志望度は志望動機で量られますので、なるべく具体的に現実味のある内容にしなければなりません。抽象的だと「うちの会社でなくてもいいのでは」と思われてしまいますので注意しましょう。どこの企業にも通用するような内容は避け、しっかり企業研究したうえで、自分と企業を関連付けるような文章を書くことを心がけましょう。通常、大学を卒業したら就職するというのは日本ではごく当たり前の流れなため、多くの人が初めはなぜ働くのかという志望がなく就職活動を始めます。しかしそのままで志望動機を書いても、内容がふわふわしていて、人事担当者もその就職活動生が実際に働く姿が想像できず、採用には至りません。企業側からすると、採用した人々が会社に入ってからどのように活躍してくれるかを考えながら人材を選んでいくので、志望動機では入社後に活かせる性格や特技、資格や熱意などを十分にアピールする必要があります。

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企業研究と自己研究を忘れずに

志望動機を書く際に最も役に立つのは企業研究と自己研究です。就職活動中は様々な企業が会社説明会を開催しますし、いろんな企業のブースをまわれる合同企業説明会も多数開催されます。そういった企業の説明会に参加し、まずは企業のことを知ることが大切です。同じ業界の異なる企業を比べてみるとその会社の特色がわかりますし、さらに異なる業界を比較すると、業界研究もできるのでとても理解が深まります。いろんな企業にやみくもにエントリーシートを出すよりも、業界研究や企業研究を重ね、本当に就職したい・興味がある企業を絞って選考に進むほうが、負担も少なく、二次選考、三次選考にすすめる確率も高くなります。また、自分はどういう人間なのか、どういった点が他社と違うのか、強みと弱みはなんなのか、を知るためには、親しい友人に自分の長所と短所を聞いてノートに取っていきましょう。なかなか自分だけでは自身のことが分からなくても、友人に聞けばいままで気づかなかった自分の性格や長所を知ることが出来ます。また、客観的な視点を入れることで、より信憑性や具体性が増すので志望動機も書きやすくなります。

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