決済

決済とは?意味と使用例

 
Kollama Yujiro
投稿者 Kollama Yujiro. 更新された: 16 1月 2017
決済とは?意味と使用例

決済って何でしょう。聞いたことがあるけどうまく説明できない…。決済は、ビジネスにかかわるなら必ず知っておきたい言葉。でも改めて意味を聞かれてきちんと答えられる人は、どのくらいいるのでしょうか?あ、でもネットショッピングをしているとクレジットカード決済とか電マネー決済とか出てきますよね。でもやはり意味まではわからない、というのが正直なところではないでしょうか。それではとりあえず意味を調べてみましょう。国語辞典によると決済とは、「代金,または現物や証券の受け渡しによって売買取引を済ませること。」となっています。表現がかたくて、わかりにくいですね。もう少しわかりやすい例を見て、理解を深めていきましょう。

こちらもオススメ: 会計での資産と負債とは

従う手順:

1

決済の意味とは?

日本銀行のサイトには次のように書かれていました。

『私たちは毎日いろいろな取引をしています。「取引」を行うと、おかねや品物等を支払ったり引き渡したりする義務(相手側からみれば受け取る権利)が生じます(これらを債権・債務と呼びます)。決済とは、一般的には、これら債権・債務のうちおかねに関するものについて、実際におかねの受渡しをして債権・債務を解消することを言います。

<引用URL:https://www.boj.or.jp/paym/outline/wkkey1.htm/>

 

どうやら一般的な「決済」とは、お金に関する債権・債務についてのみ使うようです。

2

私たちは毎日いろいろな取引をしています。「取引」というと何か自分と無関係なことのような感じがしますが、そうではありません。商店で「(おかねを払いますから)これを下さい」と注文するのも取引です。タクシーに乗って「(おかねを払いますから)市役所までお願いします」と頼んだり、アルバイトの募集に応じて「(おかねをくれるなら)3ヶ月働きます」と言うのも取引です。取引とは「ほかの人と同じ価値のものを交換する約束」であると考えればよいでしょう。

<引用URL:https://www.boj.or.jp/paym/outline/kg11.htm/>

 

ということは本来の「決済」の前には「取引」が必要で、取引で交換するものはお金以外にも、物品やサービス、労働などが含まれるようです。

3

『さて、「取引」は交換する約束ですから、何か取引を行うとその約束を果たすことが必要になります。約束どおりおかねを払ったり、品物を渡したり、働いたりせねばなりません。このように、取引の結果発生した義務のことを「債務」と呼びます。反対に、債務を負った人の相手方には「債権」――おかねや品物などを受け取る権利――が発生しています。品物を売買する取引を例にとりますと、売り手には「品物を渡す債務」と「おかねを受け取る債権」が発生しますし、買い手には「品物を受け取る債権」と「おかねを支払う債務」が発生するのです。』

<引用URL:https://www.boj.or.jp/paym/outline/kg11.htm/>

債務取引の結果発生した義務のこと

債権お金や物品などを受け取る権利のこと

品物を売買する取引なら・・・

売り手(店員):「品物を渡す債務」「おかねを受け取る債権」発生

買い手(客):「品物を受け取る債権」「おかねを支払う債務」発生

4

『取引によって発生したこのような債権・債務を、実際におかねや品物をやりとりするなどして解消することを「決済」と呼びます。取引が債権・債務を発生させ、決済が債権・債務を解消させるのです。』

<引用URL:https://www.boj.or.jp/paym/outline/kg11.htm/>

 

決済とは実際におかねや品物をやりとりして、債権・債務を解消すること

物品を決済するなら・・・

売り手(店員):「品物を渡す債務」「おかねを受け取る債権」解消

買い手(客):「品物を受け取る債権」「おかねを支払う債務」解消

5

「決済」の使用例とは

・現金で決済する

・クレジットカードで決済する

このように使います

6

まとめ

・決済の前に取引がある

・取引とは「ほかの人と同じ価値のものを交換する約束」である

・決済とは、取引によって発生したこのような債権・債務を、解消すること

・取引が債権・債務を発生させ、決済が債権・債務を解消させる

決済とは?意味と使用例と関連した記事をチェックしたい場合は、経済・ビジネスのジャンルから探すことができます。

の記事にコメントを書く
あなたは記事をどう思いましたか?
決済とは?意味と使用例