給与所得者の保険料控除申告書の書き方
毎年年末にさしかかってくるとやってくるめんどくさい手続き‥そう、年末調整です！配偶者控除やら保険料控除やら、慣れていないと言葉自体も非常に難解でついつい後回しにしてしまうことも多いと思います。そうこうしているうちに、事務の方から「早く提出してください！」とあおられることも多いのではないでしょうか？サラリーマンはただでさえ毎日の業務に追われていますが、これを提出しないと毎年余計に税金を支払って損をしてしまう可能性がありますので、めんどくさくても是非早めに提出しておきたいところです。一年の間で、結婚したり、子供ができたり、新しい生命保険や医療保険に入ったりしたら、申請することで帰ってくる還付金も多いですから、尚更しっかりと申請しておきたいですよね！でも書き慣れておかないとついついどのように書いたらよいのか忘れてしまうものです。そこで今回は、そんな給与所得者の保険料控除申告書の書き方について見ていきたいと思います。
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従う手順:
まずは申請にあたって必要な書類を用意します。「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」という書類を準備します。これは一般的な会社であれば、事務方が一括で処理しますので、経理や総務などの担当者から直接もらう場合が多いです。
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まず、用紙上部の右側にあなたの氏名とフリガナを記載します。フリガナの記入漏れはよくあることですから、もれがないように注意するようにしましょう。その下に住所を記載する欄がありますから、そこにももれなく記載します。そして、氏名欄の右側に「印」と書かれた文字がありますから、そこにご自身の捺印をします。100均などで売っている簡易的な認印でも構いませんが、できればシャチハタ以外がよいでしょう。あまりありませんが、職場によってはシャチハタがNGのところがあります。
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それでは次に、保険料控除申告書を書いていきます。まずは、お手元にあなたが加入している保険の控除証明書を準備しましょう。これは、あなたがその保険加入にあたり、いくら支払っているかを保険会社が証明したものです。これをもとに金額を入力し、併せてその証明書も添付して提出することで、保険料控除の申請をすることができるのです。したがって、この保険料控除証明書がないことには何も始まりません‥。通常であれば、年末調整時期を見越して、保険会社の方から事前に証明書が送られてきます。万が一届いていなかったり、紛失してしまった場合は、すぐに保険会社に問い合わせて再発行してもらうようにしましょう。準備が全て揃ったら、「給与所得者の保険料控除申告書 兼 給与所得者の配偶者特別控除申告書」の左側の「生命保険料控除」欄を記入していきます。まずは、「一般」「介護」「年金」のどの欄に書くのかを、証明書の右上もしくは金額欄で確認しましょう。確認ができたら、保険会社等の名称、保険等の種類、保険期間又は年金支払期間、保険等の契約者の氏名、保険金等の受取人の氏名、保険金等の受取人とあなたとの続柄、新・旧の区分、あなたが本年中に支払った保険料等の金額について、それぞれ証明書を見ながら記載していきます。この際にもっとも注意したいポイントとしては、本年中に支払った保険料等の金額についてです。ここは、申告額を記入するようにしましょう。間違えて証明額を記入してしまうパターンがかなり多いですから、間違えないように気を付けましょう！
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書き方としては、ステップ2で完了です。加入している保険の数が2、3個の場合は何も問題ないのですが、なかにはたくさんの保険に加入していて、記載欄に書ききれない場合もあります。そんなとき、困りますよね。でも大丈夫です。その際は金額の大きいものから書いていきましょう。書ききれない保険がでてきますが、「旧制度」は10万円、「新制度」は8万円までしか控除されませんので、それ以上は書いても意味がありません。たとえ全部記載されたとしても、それ以上控除されることはありません。
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以上、給与所得者の保険料控除申告書の書き方について見てきました。いかがだったでしょうか。生命保険や医療保険に加入している方の場合、年末調整時に必ず関わってくる申請ですから、めんどくさいとは分かっていても、還付金のために、早めに提出するようにしましょう。
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