面接の準備

好印象を与える!就活ネクタイ選び方

 
Rina H.
投稿者 Rina H.. 更新された: 16 1月 2017
好印象を与える!就活ネクタイ選び方

就職活動の際のネクタイは、就活スーツにセットになっていたものでしょうか。それとも成人式や結婚式などで着用する為に購入したものでしょうか。

就職活動の第一歩は、書類審査です。書類審査では、経歴や志望の動機を主に目を通していますが、写真も判断の基準になっています。

従う手順:

1

・面接だけで見られているわけではないネクタイ

明るく活発であるか、明朗であるかなどを判断する基準にすることが多いのは、文字と写真です。エントリーシートの多くはパソコンで作成することがおおいようですが、手書きの書類を提出させる会社もあります。履歴書は、全て手書きが応募の最低条件という会社もあります。文字体は、その人の精神状態や生活を表しているといわれています。文字が綺麗だから合格するわけではありませんが、しっかりとした文字を掛けているかを判断しています。文字と同じ位、写真も見られているのです。

写真で一番初めに顔、次に服装を見ます。服装とはスーツであるかどうかやネクタイがTPOに合っているかなどを見ています。派手なネクタイや地味すぎるネクタイも印象を悪くします。

2

・どのようなものが印象がよいのでしょうか。

多くは、ストライプのネクタイではないでしょうか。紺地に赤色や緑、青色の差し色が入ったタイプが多いように思われます。この手のネクタイは、間違いなく上司受けするタイプのネクタイです。けれど、中には真っ赤な地に折込の入ったおしゃれなネクタイをして個性をアピールする人もいます。こちらは、個性はアピールできても協調性を判断されることはありません。どんなに面接で印象が良くても、身なりでマイナスなのです。

ネクタイは、差し色と考え引き算のおしゃれと考えてください。

3

・素材にも気を使う

結婚式やお見合いの席であれば、光沢のあるネクタイも場に相応しく浮くこともありません。就職活動は勝手が違います。できるだけ光沢かんの出ないものを選びましょう。地のいろが黒であればできるだけ深い黒を、紺色であればより質感が分かるものを選ぶと良いです。

なぜ、就職活動のネクタイの色が黒や紺といったものなのでしょう。やはり場の雰囲気をしめるということだと考えられます。

4

・グレーは避ける

ネクタイの色味として、地の色はグレーを避けるようにしましょう。印象がぼやけるだけでなく、他の色が前に出てみえるからです。普段は、おしゃれに見えるグレーも就職活動では、「くすんだ」印象を与えてしまいます。就職活動の際のスーツも「黒」「紺」が主ではないでしょうか。グレーは、くすんだ印象だけでなくカジュアルに見えてしまうこともあるのです。もちろんスーツ着用時につけていますので、カジュアルではありません。けれど、光沢の少ないグレーは上品さに少々欠けてしまうのです。

顔の印書を強めるためにも色の濃いネクタイを選びましょう。

5

・ネクタイ選びだけでなくネクタイの結びかたや状態にも気をつける

ネクタイを選び終え何度も何度も就職活動する際に使用することになるはずです。使い終わったネクタイをそのままにせず、アイロンをかける、クリーニングに出すなどメンテナンスを忘れることなく行ってください。使い込んだネクタイが悪いとはいいません。使い込んでもメンテナンスされていると感じさせることが大切なのです。そのためにも、シワになりやすい素材や毛玉のできやすい素材は避けましょう。整っているからこそ好印象を与えるのです。

6

・使い捨てのネクタイはNG

どうせたくさん遣うものだからと、100円均一のネクタイを使い捨てに使用している人がいます。面接する側は、多くの人に会っています。ネクタイの質も見ています。100円均一のネクタイを上品に着用できるセンスがあればそれでもかまいません。そうでなければ、100円均一でなくても安価なネクタイは販売されています。少し手間をかけて準備したと好意をもってもらうためにも使い捨てでOKと思うようなネクタイは避けたほうがようでしょう。高級なものを用意する必要はありません。馴染みの良いネクタイを選びましょう。

7

・就職活動先に合わせたネクタイを選ぶ

就職活動でいろいろな業種にいくと思われます。その中で小売業界、販売関係、繊維メーカーなど被服に関する職種については、できる限りその会社の取引先のものを身につけましょう。スーツやYシャツ、靴は無理でもネクタイであれば準備が可能な範囲ではないでしょうか。

遠めで分からないと思っていませんか?面接場所まで案内してくれる女性や先輩が実は見ているのです。私も面接にお通しする際は、面接者の身なりをチェックしていました。そして、面接官に耳打ちするのです。「年代は古いようですが、当社の製品を見につけているようです。」などと小話のように話します。特にネクタイには、目がいきまいた。TPOにあわせて選んできているのか、きちんと結べているか、手入れはされているかなど一瞬しかない間でも観察しているのです。

今でも忘れない衝撃的なネクタイは、某有名一流ブランドのネクタイがしわしわだったということです。そういう高いネクタイは、素材が繊細でしわになりやすいのです。しわになりにくい素材を選ぶことも就職活動中は必要です。

8

就職活動期に見られるのは、大きな鞄に、よれたスーツ、汚れた靴に疲れきった顔。これで面接にいっては印象がよくありません。その会社に対しての誠意を見せることが、良い結果につながります。

大きな鞄から荷物を取り出しその日必要な最低限のものを入れる。よれたスーツはアイロンをかける。汚れた靴で訪問することは失礼です。綺麗に拭いておきましょう。疲れきった顔は、口角を上げ明るい印象作りを心がけましょう。

これからの就職活動は、未来を決める大きな一歩となるはずです。ご自身の望む結果を手繰り寄せるためには、その会社に寄せる思いが重要です。その表現の一つとして、スーツがあります。その中でも、ネクタイは忘れられがちですが印象を良くするポイントとなりますので、手を抜かず思いを込めてしめてください。

そして、荷物の多さは気持ち散漫を表します。できるだけコンパクトに整理整頓した荷物を持つことで気持ちも整理整頓することができます。ネクタイだけでなく、そういう心配りも好印象を与えてくれるのです。思い描く未来の第一歩を踏み出せる、良い結果が手元に届きますように。

第一歩の少しの参考になれば幸いです。

好印象を与える!就活ネクタイ選び方と関連した記事をチェックしたい場合は、就活のジャンルから探すことができます。

の記事にコメントを書く
あなたは記事をどう思いましたか?
好印象を与える!就活ネクタイ選び方